Cultural Portraits　３年　　　　　　Ｌ　８　　　　　（前半のみ）

アメリカ合衆国は多文化的な、つまり多元的な社会です。北米インディアンつまりアメリカ先住民は北米の原住民でした。アメリカ合衆国は、やがて、英国の植民地になったので、英国人の開拓者たちが北米に移住して来ました。ドイツ人、フランス人、スコットランド系アイルランド人の子孫たちがアメリカ合衆国に移住したので、そこは次第に移民の国として知られるようになりました。

人種のるつぼ、またはモザイク(寄せ集め)という隠喩 [比喩] は、その社会の多様で、異質の性質を示すために、アメリカ合衆国に対してしばしば使われます。移民たちは、多くの優勢なアメリカの価値、習慣、規範を吸収し、このようにして、ある量の文化的同化を経験します。しかしながら、同時に、彼らは自分たち自身の独特な文化的習慣や伝統を維持します。ボストン、ニューヨーク、サンフランシスコのような多くの主要都市には、自分たちのグループの明確な文化遺産を守るイタリア人区域やヒスパニック人区域と同様に中華街があります。今日、アメリカ合衆国の人口は、２民族のそして多民族の人たちに加えて、アフリカ系アメリカ人、黒人、アジア人、白人、ヒスパニック人、アメリカ先住民、ハワイ先住民からなっています。

平等はアメリカの顕著な文化的価値なので、アメリカ合衆国には、文化的、人種的、宗教的な違いを尊重し、その中で多様性を受け入れる、という長くて優れた歴史があります。過去において [従来]、アメリカ合衆国の社会は、人種差別、性差別と同様に偏見に悩まされました。しかしながら、法律、教育、そしてその結果として生じる大きくなった寛容さの合同の効果が、大いに、これらの社会の病気を治しました。偏見や差別はまだ存在しますが、女性や少数派の人たちは、より大きな社会的平等への旅において大きな前進をしました。